訪問看護師に向いている人

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常識と礼儀

訪問看護は利用者の自宅に訪問することになるので、他人の家に上がらせてもらうという意識が大切です。仕事だからといって家に上がるのを当然のように考えているのではなく、礼儀を持って清潔感のある身だしなみなどは当然になります。時間を厳守して正しい敬語を使えるかどうかというのも向いているかどうかとなります。
アポイントの取り方を含めた失礼のない態度で病院の常識と世間の常識のずれを意識して仕事ができるかどうかは大切です。業務の効率を意識しすぎるあまり、世間の常識から外れた行動をしてしまわないように十分気をつけられるかが求められます。

誰とでも話せる人

訪問看護は誰とでも気さくに話せる人はとても向いていると言えます。利用者は家に上がるという段階で警戒をしてしまうものですが、その緊張や警戒をほぐすのは明るく話しやすいかどうかという点です。また利用者以外にも利用者の自宅には家族の方や生活をサポートしている同居人の方がいる場合があります。そのような周囲の人とも明るく話して信頼を得ることができるかが求められています。
そのため利用者のお話を聞くことが好きという人や興味を持って話を聞けたりする、コミュニケーションを積極的に取るのがもともと好きという人は仕事がしやすいと感じるはずです。訪問看護では介護ヘルパーからの報告や相談を受けることもあるので、他業種の人とも円滑なコミュニケーションを取れるというのも大切なポイントです。

長く働きたいという人

訪問看護は長く看護師を続けたいと考えている人は向いている仕事と言えます。訪問看護は年齢にあまり制限がなく働くことができます。そのため訪問看護の現場では長く働いてくれる看護師の人が求められていますので、長く働くことを希望する人材と現場が求める人材がマッチします。
また利用者も毎回訪問してくる人が変わるよりも信頼のおける人に毎回来てもらうことを求めますので、ある程度事情を把握している看護師の人を固定で長期にわたって来て欲しいと希望されることが多いです。そのため仕事が長期にわたることもあるので、長く働きたいという気持ちは訪問看護の仕事ではとても重要なものになります。